認知症と攻撃行動

2/3(日)に動物行動学のセミナーに参加してきました。

内容は「認知症」と「攻撃行動」についてでした。

 

動物も予防や医療が発達し、昔と比べてずいぶん寿命が延びました。とても嬉しい半面、愛犬・愛猫の「認知症」の症状で悩む飼主さんからご相談を受ける機会も増えました。今回のお話しでは、認知症は早期発見・対処によって進行を遅らせることができ、また早めに対処を始めておくことで進行した時にも薬の効きが良くコントロールしやすくなる、ということでした。それは嬉しいですよね!

 

もう1つのテーマは「攻撃行動」。本来は癒しとなってくれるはずの犬猫たちが攻撃的になってしまうのは本当に悲しいことです。犬猫の攻撃行動は、人が彼らの気持ちに気付いてあげられなかったり、社会化期の不適切な環境や教育が原因であることが少なくありません。攻撃的な動物の気持ちを考え、なぜ攻撃するのかを私たちが正しく理解することが、適切な治療をするにはとても重要ということでした。

 

 

今回のお話を聞いて、「認知症」も「攻撃行動」も予防、早期発見、早期対処がとても大切だということがわかりました。何でもそうですね!夜鳴きで眠れなくなってから、出血するほど咬まれてから、ではなく、もっと早い段階で気付いてご相談いただけるように、そして適切な対処をしてあげられるように、私たち動物病院スタッフがもっと頑張らなくては!と思いました。

 

 

西三河開業獣医師会連絡協議会 学術セミナー

「認知症の診断と治療」「動物の攻撃行動と精神薬理学」

講師:入交真巳先生(どうぶつの総合病院 行動診療科、日本ヒルズ・コルゲート(株) 学術アドバイザー)