ねこちゃんにもごほうび♪

こんにちは

今日は2月22日、「ねこの日」です(^-^)

 

先日、お母さんと小学生の男の子が猫ちゃんの診察にご来院されました。診察が終わるころ、男の子が猫ちゃん用オヤツをサッとバッグから出して、猫ちゃんにあげてくれました!猫ちゃんは診察台の上で美味しそうに男の子が差し出したオヤツを舐めていました。キャリーに入れてからもオヤツを舐めさせてあげていました。とっても素敵な飼い主さんです☆見ている私もとても嬉しい気持ちになりました(^-^♪

 

犬も猫も動物たちの多くは、病院が苦手です。そして、病院や診察に対する強い恐怖心は、通院ストレスや攻撃性につながります。

 

“美味しいもの”って、人もちょっと幸せな気持ちになりますよね(^-^♪ぜひご来院の際は、うちの子の「大好き♡」を持ってきて、診察を頑張ったことをほめてごほうびをあげてくださいね♪

 

昔は「動物にとって病院は怖いところ」が当たり前でしたし、獣医は動物に嫌われる仕事だと私も思っていました。

 

でも今はそうは思っていません。

パピークラスを始めて5年が経ち、診察でごほうびを使うようになって、嬉しそうに診察室に入ってきてくれる犬たちがとても増えました。もちろん病院が怖い子もいますが、診察を頑張った後のごほうびを楽しみにしてくれる子が増え、パニックになって飼い主さんやスタッフに攻撃的になってしまう子はずいぶん少なくなりました。

 

猫ちゃんたちも通院ストレスや投薬ストレスを軽減するために、してあげられることがたくさんあります。そのことをたくさんの飼い主さんにお伝えしたい!猫ちゃんの教室もやりたい!と思ってはいるのですが…、なかなかたどり着けずにいます(T_T)

 

体の健康のために行う医療行為が心を傷つけることになってしまっては、元も子もありません。ストレスは健康によくありませんからね。一人でも多くの飼い主さんに動物たちのストレスを軽減する方法を知っていただけるよう、頑張ります!!

 

 

獣医師 稲垣